sukesannsammのブログ

気ままに、お暇に、漫画について思うことを

浅野いにおとサブカル系(前編)

 バンギャとメンヘラの家の棚には浅野いにおの漫画が並びがち…

 そうやって言われること十数年、もはや定番のネタですね。

 僕独自の統計では100%です!!(一名中、一名)

 というわけで、今回は浅野いにおさんの作品の中で、僕が好きな「ソラニン」について少し喋っていきたいと思います。

 まず、「ソラニン」は浅野いにおさんの初期のほうの作品です。今はリアル系の背景を得意としている浅野いにおさんですが、当時の背景はあの変態背景ではなく、普通、というか書き込みは少ないように思えます。

 また、この「ソラニン」は宮崎あおい主演で映画化されました。この映画も僕は中々好きなので機会があればぜひ観てほしいです! 

 

 あらすじ

 主人公の芽衣子と、その彼氏が同棲すること数年。このまま、だらっとした幸せを続けて良いものか、主人公は悩んだ結果、仕事を辞めます。そして、フリーターの彼氏は芽衣子に触発されたのか、大学卒業とともに大々的にしていなかったバンドの活動を再開し、新曲を作り、メジャーデビューを目指します。

 まあ、現実はそう上手くいくはずもなく、連敗続き…そんな中、グラビアアイドルのバックバンドでなら採用するという会社がありましたが、そのオファーは一蹴。結局、何も成すことなく、芽衣子と彼氏の二人はギクシャクしていきました。

 はい!!ここまでが一巻の盛り上がりどころの直前までのあらすじです。

 これ以降は、読んでいない方々に僕から伝えるのは非常にもったいない。ぜひ、買って読んでください!

 

 で、結局?

 浅野いにお先生はですねえ…この漫画で若者の葛藤と鬱屈な日々を描くことが大変上手い漫画家であることを世間に認識させましたね。その結果、葛藤し、鬱屈な日々を送りがちと思いがちなサブカル層にうけたと、そういうわけですね。僕もそのうちの一人です(笑)

 と、これ以降のネタバレをせずにこの漫画をどう語ろうと考えた結果、読んでいる記事とは別にばりばりにネタバレを含んだ記事をもう一つ書きたいと思います。いわばこれは、前編というわけです。

 

というわけで、今回はここまで!! 後編に続きます!!